鉄不足になると息切れや息苦しい状態に

鉄不足になると赤血球の中にあるヘモグロビンが作られにくくなってしまい、貧血の症状として、すぐに息切れ・息苦しいなどの症状がでてきてしまう事があります。

 

 

理由は、赤血球の中にあるヘモグロビンは、体に酸素を運ぶ、酸素運搬人のような役割をしていますが、その酸素の運搬人は、鉄不足になると少なくなってしまうんですね。

 

 

運搬人が少なくなると、酸素が全身に運ばれにくくなり、心臓が「もっと頑張って酸素を送らなければ!」となって息切れ・息苦しい状態になってしまうんです。


鉄不足とヘモグロビン

ヘモグロビンは、赤血球が分化、成熟する過程で作られますが、赤血球の寿命はだいたい120日です。

 

老化し柔軟性がなくなった赤血球は脾臓(ひぞう)で壊されます。毎日赤血球全体の0.8%が壊されていると言われています。

 

このヘモグロビンを含む赤血球の破壊を補うために、骨髄(こつずい)は休みなく働き、1日約200億個もの赤血球を生産しているんですね。
(骨髄とは、骨の中心部にある組織で骨髄液で満たされています。この骨髄液の中に含まれている造血幹細胞が分裂増殖して、赤血球や白血球、血小板に成長して、毛細血管をへて全身に流れていくんですね。)

 

このときに、十分な鉄分が摂れてなくて、鉄不足になっていると、ヘモグロビンの生産に支障をきたし、元気な赤血球が作れなくなってしまい、そして貧血になってしまうんです。

 

 

ではなぜ、鉄不足になるとヘモグロビンの生産の生産に支障をきたすかといえば、鉄はヘモグロビンを構成する大切な成分だからです。ヘモグロビンを作る材料といっても良いですね。

 

 

だから、鉄不足になるとヘモグロビンがスムーズに作られにくくなってしまうんです。

 

 

このため、赤血球が小さくなったり、赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減少してしまい、酸素を全身に運搬する能力が低下して、心臓がバクバクして息切れ・息苦しい状態になる場合がでてくるんです。

 


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